「身体にきく」片山洋次郎著から

実家に行った時に片山氏の「身体にきく」「骨盤にきく」の本があり、ぱらぱらとめくって読み始めたら、これが面白かったです。

職場や家族との付き合いで、たまに息苦しさや違和感を感じる場合があるのですが、こういう体癖なんだ~と理解して、距離をうまく取るだけでもラクになります。

体癖の傾向はあくまで目安としつつ、身体の声にきちんと耳を傾けて‥身体はどうやったらゆるみやすいか、エネルギーは出やすいか、探っていくことが大切とのことです。

※体癖:骨盤のタイプの違いからくる固有の身体の癖

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引用

骨盤の特性によって、内蔵機能や筋肉のつき方、身体のエネルギーの流れ方はずいぶん異なります。ストレスのたまる箇所も、リラックスするための要のポイントも、かなり違いがある。これが、心理的な傾向やコミュニケーションのとり方にまで、大きな影響を及ぼしています。

 

「あくびがうつる」というのは、誰でも経験していると思います。あくびは、とくに頭や首の緊張をゆるめようとする無意識の動作の一つですが、そばにいる人がいると、ついつられてあくびをしてしまう。(中略)身体がふわっとゆるんだ響きのいい状態になると、それはすぐ周りに伝わります。

 

自分のもつ空間感覚やエネルギーの集中のし方の特性、楽に感じる「もの・こと・場所」という身体の癖は、受け入れて積極的に活かしていくしかないのです。それは他者に対しても同様です。(中略)適度な距離感をたもち、それぞれの体癖をお互いに受け容れて、活かしていくところに、心地よい同調性は生まれてくる。

 

周りと同じように振る舞うことや、相手の心情を推し量ることをやり過ぎると苦しくなって、やがて自分の身体が不調になることもあります。やはり日頃から中庸の生き方が大事ですね。

いい仕事をしたり、お互いに気持ちよく過ごすためには、相手の特性を理解して、時には程よく離れる。さじ加減をして適度なスキマがあることが大事だと実感しました。余分なストレスが減り、自分もラクに過ごすことができますし☺️

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それでは。

お読みいただき、ありがとうございます。

咲野マキ